Google、教師用Chromebookや連携ソリューションを充実、新しい学びに向かって(Impress Watch) - Yahoo!ニュース

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第13回教育総合展「EDIX東京」が、5月11日から13日にかけて東京ビッグサイト西展示棟で開催された。 【この記事に関する別の画像を見る】 GIGAスクール構想で多くの自治体に導入されたChromebook。日常的にGoogleソリューションを活用している教育関係者が多いのか、Googleのブースでは連日、多くの来場者が足を止め、賑わいを見せた。 ブース内のプレゼンテーションシアターでは、Google Workspace for Educationについて、教育委員会や学校の教師、Googleの担当者などが登壇し、活用事例や使い方のヒントなどを紹介するミニセミナーが行なわれた。 またひと際、来場者の注目を集めたのが、YouTubeで絶大な人気を誇るQuizKnockのセミナーだ。「YouTube で広がる学びの世界~QuizKnockが提案する新しい学び~」と題したセミナーには、伊沢 拓司氏と須貝 駿貴氏が登壇し、多くの人が立ち止まって聞き入っていた。 また、デモシアターでは、Chromebookを操作しながらハンズオン形式でさまざまなソリューションが体験できる場を用意。Google Workspace for EducationやGoogleが提供するプログラミング教材「CS First」、Googleアカウントと連携して利用できるデジタルAI学習教材「すらら」や「Qubena」、クリエイティブツール「Adobe Creative Cloud Express」など、多様な連携ソリューションをまとめて試せる場を提供した。 ■ 教師用のハイスペックなChromebookを展示 ブースには、Chromebook展示コーナーも設けられ、各社のChromebook製品や関連製品を展示していた。 Chromebookでは、教師用として比較的高スペックな製品を、生徒用として比較的低価格な製品と並べて展示しているところが多かった。また、書き心地や筆圧などに対応したペンや、Wi-Fi 6対応、特に生徒用でMIL規格(MIL-STD 810Gまたは最新のMIL-STD 810H)準拠や防滴キーボードが多く見られた。 日本エイサー株式会社は、教師用としてコンバーチブル型の「CP513-1HL-N18Q」と、GIGAスクールモデルでコンバーチブル型の「R753T-A14N」、MIL-STD 810G準拠の「C722-H14N」を展示。 ASUS JAPAN株式会社のコーナーでは、生徒用としてMIL-STD 810Hに準拠したデタッチャブル型の「ASUS Chromebook Detachable CZ1」を、教師用としてはHDMI出力も備えた「ASUS Chromebook CX9」を展示していた。 デル・テクノロジーズ株式会社は、MIL-STD 810Hに準拠した新機種の「Chromebook 3110」と、教師用として、ビジネスノートPCのLatitude 5400を元にしたハイエンドChromebookの「Latitude 5400 Chrome」を展示。 さらに、PCへのパススルー給電に対応した14インチポータブルモニター「C1422H」も展示していた。学校現場でPCの活用が進むにつれて、1つの画面で作業を完結するのはむずかしくなるため、今後、こうしたポータブルモニターの需要は高まりそうだ。 株式会社日本HPでは、生徒用としてコンバーチブル型の「HP Chromebook X360 11 G4 EE」を展示。また教師用として、軽量ノートPCのHP Elite Dragonflyを元にしたハイエンドChromebookの「HP Elite Dragonfly Chromebook Enterprise」を参考出品していた。Dragonfly Chromebookは日本ではまだ発売されておらず、国内初出品だという。 レノボ・ジャパン合同会社のコーナーでは、HDMIを含む各種ポートを備えた「Lenovo 500e Chromebook Gen 3」を展示。さらに、価格と装備のバランスがよいという「Lenovo 300e Chromebook 2nd Gen」や、キーボード着脱式で比較的低価格な「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」を展示していた。 NECは、Chromebookとともに、文科省CBTシステムのMEXCBTに対応してシングルサインオン連携で使える教育クラウド「OPE(Open Platform for Education)」を展示。 シャープは、同社とDynabook株式会社が共同開発した「Dynabook Chromebook C1」を展示していた。AQUOSスマートフォンの通信技術などが反映されているという。また、中高生向けの電子辞書教材サービス「Brain+」も紹介されていた。 GIGAスクール構想の端末整備も終わり、学校現場は本格活用が始まっている。そのため、教師のPC利用も今まで以上に増えており、高性能なスペックが求められるのは当然だといえる。Chromebookも機種が増えつつあり、今後はさらに、業務で使うPCとして広がりそうだ。

こどもとIT,高橋正和