引用の仕方

文章中で文献を紹介する際のポイントを整理します。

①研究者の名字だけで書く

ドルニェイ(2015) 岡田(2010)

その文の一番最後に(  )を使って名前と年号を示します。

のように研究者の名字だけで書くのが一般的です。また、その研究者がどんな人なのかを紹介することで説得力を持たせることもできます。(誰が言っているのか、が大事ですので)

イギリスの心理言語学者ドルニェイは・・・を提案した(ドルニェイ, 2010)。

②引用の形式(文章中の埋め込み)

誰かが定義している言葉を自分の文章で使いたい場合は、「  」と(  )を使います。

例 このような事象が「情報処理と行為に固有な動機づけ」(鹿毛, 2015)の代表例と言える。

③引用の形式(長い引用)

また、2文以上をそのまま引用する場合は、文章中に埋め込まず、改行+インデントをしましょう。

また、内発的動機づけが善で外発的動機づけが悪なのか?という問いに対しては、

日本の教育界などで蔓延っている「内発的動機づけは善で外発的動機づけは悪」という考え方が、いかに偏っているかがわかるだろう。外発的動機づけは、何も「外から強制的に報酬や罰によって人の行動をコントロールするあり方」だけではないのだ。むしろ、社会の中での人の一般的な動機づけのあり方そのものですらある。(上淵寿・大芦治ら, 2019)

という意見もあるように、研究者の中でも意見が分かれている。内発的動機づけと外発的動機づけの間には善悪やどちらが上かだけではない視点が必要となってきそうである

引用した場合は、上記の例の下線部のように、その引用から何が言えるかを自分の言葉で説明してください。引用して終わりにならないようにしましょう。

ただし、あまり長い引用は、大抵の場合必要ありません。皆さんの方で短くまとめてもいいし、その中の必要な1文だけ引用すればいいのに、という場合が多いです。論文全体を見たときに引用の方が多い、なんてことがないようにしましょう。(このページのように引用した部分を色つけてみるとわかりやすいですよ)